私は1989年より中国(北京)へ渡り、約30年間中国に在住しています。
一衣帯水の両国ですが、両国民の考え方や商習慣の違いには、今でも本当に何度も思い入る所があります。

私たちフリーゲィジは、今や世界の工場としてだけでなく、世界の市場として 注目を集める中国に重点を置いています。
中国の圧倒的な購買力から推し測ることができる市場の潜在力には、目を見張るものがあります。けれども日本が世界に誇れるのは市場だけではありません。日本には卓越した技術力やサービス、そして各セクターで培われてきたノウハウがあります。これらは今後の日本経済を支え、他国との差別化を図る原動力となるはずです。
技術やノウハウといったソフトをもつ日本とハード(市場的潜在力)を持つ中国が、双方の強みを活かしあった時、新たな価値が生まれると私たちは信じています。フリーゲィジという社名には、「基準や尺度にとらわれずに、新たな価値を繋ぎ合わせ新しい価値を創出する」という意味が込められています。文化や風習は大きく異なる日本と中国ですが、弊社が両者をつなぐ架け橋となり、新たな市場と未来を切り開く一助となれば幸いです。

中国のEC市場規模は2009年時点で3兆3千億円を超え、前年比93.7%と いう驚異的な勢いで拡大しています。ネットでの消費率は全体の1.98%まで上昇し、ネットでショッピングを楽しむ消費者がこの数年で大幅に増えたことがわかります。
弊社は中国で唯一の政府公認民間ネット協会である上海ネット協会と早くから戦略的パートナーシップを組み、大手ネットショップなどと提携しています。日本のネットショップやネットの卸し、また各分野の専門家を招集し、深い交流を図ってきました。私たちはこのように、他社には提供できないリソースをクライアント企業の競争力強化のために提供していきます。

株式会社フリーゲィジ　代表取締役 児玉念慶